カテゴリ:モノローグ( 3 )

T先生

娘の卒業式を終え、一言、、娘の担任のT先生、一年間ありがとうございました。

私の子供の頃の先生=コワいもの、というイメージがあって、、

実際に男子はしょっちゅうゲンコツや出席簿で叩かれていたし、
私の個人的な思い出は、プールの飛び込みが怖くて、怖くて、なかなか飛び込むことができない私の背中を
「はよいけーー!」と思い切り足蹴りで突き落とされたりしていたので、、(ちなみに今は、飛び込み禁止。)
それは、それは、恐ろしい存在でしたー。

最近問題になっているモンペ(モンスターペアレンツ)ですが、
当時の先生の横暴ぶりを嫌という程味わっていた身からすると、、なかなか良い世の中になったワ、
と常々思っていたのです。

実際、小学校教諭をしてる幼なじみに話を聞くと、、
これが、思っていたレベルの範囲ではなさそうなんですよねー

昔は、子供心に「いい先生」と「そうでない先生」のギャップがすごかったような気がします。

常々、学校の先生って、なんて個性的な人種ばかりなんだ、と思っていたので、それに比べ、

今の先生は、可もなく不可もなく、、ほんとに、普通、平均的な方が多いです。

1年〜5年までの先生って、まさしくそんな感じで、印象に残るような先生は、いなかったけど、

この度、受け持っていただいたT先生には、私自身、好意と尊敬を抱いております。

一年間、毎日、娘が学校から帰って「今日の出来事」を話してくれるのが、本当に楽しみで、
まるで自分がその場に一緒にいたような錯覚に陥る程、楽しんでいたような気がします♡

T先生は、一言でいうと、、とにかくお熱い方。

娘は、6年のクラス替えの日、

「担任、T先生やってんけど、、めっちゃコワいねん〜〜!」とほんとビビって帰ってきて、

それからは、しばらく「誰々が、こんなに怒られた」と青ざめ興奮気味で帰って来ることが多かったけれど、

そのうち、徐々にT先生の言動にも慣れてきたようです(人間って、本当に順応する生き物ですねー)

昨日も書いたように、この辺りの子は、結構悪くって、、
本当に先生のこともナメきってるようで、怒ってもなかなか聞かないらしいのです。

その中でも飛び抜けて言うことを聞かないのが、小6にして身長170は軽くあるK君。

しょっちゅう娘の担任T先生と、取っ組み合いをしているのですが、、

卒業式の練習の時も、ふざけた態度をとっていたらしく、口で注意したけど、態度は変わらず、、

理科の先生が、「ええ加減にせいー!!」とツカツカとK君の前まで行くと、

K君が、その先生に向かって、「暴力、はんた〜〜いッ!」とからかうような口ぶりを発したらしい、、

それを一部始終、壇上で見ていた、T先生が、、一言、

暴力??ありじゃあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」と、
猛獣のように叫ぶやいなや、

猛ダッシュでその子の前まで走って、先生2と生徒1で、格闘になったんだとか^^

それを娘から聞いた時、、思わず手を叩いて、歓喜の声を上げてしまった!!

いや、元々、こういう格闘やケンカには、血が沸き立つワタクシだけど、、
今の世の中に、こんな気骨のある先生がいらっしゃるのだーとものすごく感動してしまいましたー

K君、170センチ、12歳、先生160センチ(かなりの痩せ型)確か、45、6歳。

実際、思いっきり二人で、転げ回っているらしいんですけど、、娘曰く、先生の方が劣勢なのだとか(汗)


このk君と昨年末、道で偶然にバッタリしたので、その場で、クリスマス会に誘ってみたんだけど、
「その日、タートル(学校主宰のスポーツクラブ)あるから」って、あっさり断られ、、
でも、その時に久しぶりに、立ち話をして、

「昔、一緒によくごはんも食べたよね〜?」っていうと、一緒にいた友達がびっくりしていたけど、
すんなり頷いてくれたので、
「お母さんは、元気?」っていうと、「あ、おばあちゃん(やから)」と、即、言い直されました。

お母さんじゃなくて、おばあちゃんなのは、もちろん知っていたけど、あえてずっとそう言ってたんですよね、、

その瞬間、ああ、もぅ子供扱いしちゃいけないんだな、、と肝に銘じました。

K君にとっては、今の先生の態度は、ただウザいだけかもしれないけど、、

ある程度大人になって、振り返った時に、初めて、
常に自分に向かって本気で体当たりしてくれた先生の有難さを実感するんでしょーね、、

T先生は、K君だけでなく、クラスでももちろんそんな感じで、教壇を投げ倒したり、
ストープを蹴り倒したり(変形してるらしい)かなり派手なパフォーマンスをしていたようですが、、

実際、授業は、とても面白いし、よく言う冗談もレベルもその辺のお笑い芸人以上、、
そして、生徒にちょっと優しくされると、影で声を殺して泣いているのだとか、、

自分の仕事をこれほど情熱を注いでおられる姿をまじかに拝見させて頂き、
毎日たくさんの刺激と共に、本当に、沢山のパワーをいただいたような気がします。

これからも、くれぐれもおケガには気をつけて、、今まで以上に、邁進していただきたいと思っています♪
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by hitomille | 2011-03-20 19:07 | モノローグ

カンニング

京大のカンニング・・ 最初、ニュースを聞いた時はね、
普通に、、「ええッ? 公開カンニング? ケシカランやっちゃ〜022.gifと憤ってましたヨ

ニュースでは、テロ行為のような扱いになって大騒ぎしていたけど、
「ただ、本気で京大に入りたかったんじゃないのぉ〜?」って、単純に思っていたけど、
蓋を開けたら、やっぱ単純だった^^

今回のことってほんとに稚拙すぎて、バレバレだったけど、もし万が一、バレなかったとして、
晴れて京大に入っていたとしたら、この子の人生って、お先、もっと暗いことになっていただろうな、と思うと、
まぁ、こんな叩かれ方はしたけど、それでも、まだよかったんじゃないかなぁ、、って。。

自分のしたことって、誰にバレなくても、自分自身は知ってるわけだからー

自分が自分の信頼を失ってしまえば、この先、何をやっても上手くいかなくなることは明確。

あの年齢ではよくわからないとは思うけどー、、


カンニングして京大に入った自分なんて、一生好きになれないだろうし・・044.gif

ちなみに、ワタクシのお話だけど、

中学生の時って、私の感覚では、カンニングはあたり前だのクラッチー049.gif
せっせと、カンペを作って、筆箱の中に隠したり、、いろいろ工夫してやってたけど、

ある時のテストで、前の席の女の子が優等生で頭の良い、おとなしい女の子のIさん、だったのをいいことに、

ワタクシ、そのIさん

「足で、椅子をトンって一回したら、右、トントンって2回したら左、に身体をずらして」と一方的にお願いし、
試験が始まるやいなや、ロクに自分で考えもせず、トン、トントン、トントン、ー

最初は、右へ左へ、身体をいちいちずらしてくれていたIさんも、テストが中盤に差し掛かると、
私の執拗なトントン攻撃に耐えかねたのか、、突然、ガバッと振り向き、一言・・

もぉ〜、貸してッ、書いたるわっっ!!

と、いきなり、私のテスト用紙を、シャッと取り上げられた。

テスト中、自分の机にテスト用紙が、ない〜〜!!

さすがにパニくった〜〜008.gif思わず、先生の方を見る、と同時に先生もこっちを見る、

瞬間、カーーッとして、思わず、大慌てで、Iさんからテスト用紙を奪い返してしまったー

もちろん、一部始終見ていた女の先生が、、
「なに?! 今のは!! 何?何? なんで、○○さん(ワタシ)のテスト用紙がIさんの所からくるの!?」
と、すっごい剣幕031.gifでこっちに向かってきて、、ジ、エンドー

ああ、終わりだー(当時は、この世の終わりと思ったヨ(笑)

テスト終了後、もちろんのごどく職員室027.gifに呼ばれ、懇々と怒られ、結局、
ワタクシ、マイナス40点1さん、マイナス20点の減点ということになった。。

自業自得とはいえ、受験を控えた大事な時に、マイナス40点は大きいし、
無理にカンニングにつき合わされた上に理不尽な減点、、Iさんには、正直、ほんとに悪い事をしてしまった・・
とすっかり、意気消沈。

彼女が、優等生で、おとなしくて、絶対に断れない性格だってわかっていて、それにつけ込んだワタシ、

その事は、中学を卒業して、時が経っても、私の記憶から完全に消えることはなく、、

不思議だけど、ずっと忘れていた時期もあって、、

でも、また、ある年齢から頻繁に思い出すようになった039.gif

ああ、あの時は、悪いことをした、という思いが他にもいろいろ出てきた時期だったから、

その後、長年の自責の念が通じたのか、、数年前に偶然にも、近所のスーパーで、そのIさんとバッタリー005.gif

きゃぁ〜〜、元気〜〜?! 懐かしいね〜♪ と再会を喜ぶと同時に、
そう! ずっとずっと、心にわだかまっていた例の中学時代のカンニングの件ーをあらためて、

「ねぇ、ねぇ、あのカンニング事件、覚えてる?」

「私、もう、何かあると、すぐそのことを思い出して、ああ、ごめんなさい〜040.gifって、よく思ってたー」というと、

意外にも彼女は、「ええ〜?! そんなこと、今言われるまですっかり忘れてたわー」
「そう言えば、そんなこと、あった、あった、」
「ええ〜、そんな昔のことまだ、思ってくれてたん?」って

その時、大袈裟だけど、やっとリセットされた感じがしたー035.gif


ちなみに、罪悪感を抱えてると、一種の安心感にも似た気分が、得られるかもしれないけど、、
罪悪感程、意味のない、役に立たない感情って、ないんだそうです・・045.gif

今回のカンニング、個人的には、まぁ、叩かれても、しようがないと思うけど、

大学の試験で、そんなことをやる度胸があるなら、
今後は、ぜひ、それを別のベクトルで、発揮してもらいたいですよね、、
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by hitomille | 2011-03-06 23:56 | モノローグ

マンゴーの思い出

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わざわざここに来て下さる方は、
ワタクシの食に対する興味というか執着の程は、よくご存知かと思いますが(笑)

それは今に始まったことではなく、もちろん物心ついた頃からそうで、いわゆる「美味しいもの」が大好きでした。037.gif

子供って、案外、高級アイスよりもチューペットやアイスキャンデー、ケーキよりソースせんべいが好きだったりするけど、
私は、全く違います(笑)
幼い頃から、うっすいアイスキャンデーよりもレディボーデンの濃厚アイスクリームが大好きだったし、
駄菓子よりも067.gifシュークリーム067.gifのような高級なお菓子の方が断然好み。

小さい頃、クリスマスケーキには、バタークリームが使われてることが多かった時代だったから、
初めて生クリームのデコレーションケーキを食べてからというもの、その美味しさのトリコとなり、
「ああ、この生クリームを大きいスプーンですくって思う存分食べたい〜」と夢見るような子供でした。

既に小学校高学年から自分で手作りケーキを作るようになっていたので、
作りながら、ボウルからスプーンで、生クリームをこんもりすくって食べてましたヨー。011.gif
(3、4口も食べるとすぐに気分が悪くなってしまったけど・・)

それから、
絵本が好きな子供だったのですが、食いしん坊ゆえ、覚えてる話のほとんどは食べ物にまつわる話ばかりー。

その中で、当時、忘れられなかったお話があります。

始まりは・・

061.gif「ある山の奥の奥に、大勢の猿達の住む王国があって、そこには「マンゴー」という果物がどっさり生っており、
 猿達は、毎日、それらを食べて平和に暮らしていました。 

 そんなある日、一匹の猿が、そのマンゴーを川に落としてしまうのです。
 (桃太郎の話じゃないけど、、)そのマンゴーは、どんぶらこ〜と川の下流へ流れていき、
 ずっとずっと下流の人間の住む村まで流れていきました。

 そこで、ある男が、偶然にも流れてきたマンゴーを見つけて拾い、しげしげ眺め
「こんな食べ物は初めて見た!」「これは、とっても珍しいものだから、王様に献上するとしよう」と
 その国の王様の所までそのマンゴーを持っていくのです。

 王様は、その今まで誰も、見た事ももちろん食べたこともなかったマンゴーをガブッと一口! 
 開口一番、「こんなに美味しい果物は初めてじゃ〜、もっと食べたい!!」

 「川から流れてきたということは、川の上流にこの果物が生ってる場所があるはずだ!」と、
 大勢の家来を引き連れて、その川の上流、猿の王国へ侵略していく・・というお話なのですが、

 実は、ここまでの記憶しかありません〜〜スミマセン、、オチがなくて・・m(_ _)m
(どなたかもし、そんな話をご存知の方いらっしゃいましたらご一報願います040.gif

当時、その話はそっちのけで(だから覚えていないのね・・(汗)

「んん?? マンゴー?! マンゴーって、どんな果物??」

その絵本に載っていた挿絵からすると、黄色くて楕円の形をした手の平くらいの大きさの果物ー

その絵だけも、見るからに、美味しそう〜〜011.gif

マンゴー、マンゴー、マンゴー・・(読み終えた後、頭の中はマンゴーでいっぱい)

ああ、そのマンゴーという代物、私も一度でいいから、食べてみた〜〜いっっ!!070.gif070.gif

と思ってはみても、

今から30年いや、40年(にはなってないと思うんですけど、ね)も前ー
世間では、マンゴーなんて、見かける以前に、誰も聞いたことすらない時代ー(だったと思う)

果物と言えば、林檎、みかん、梨、ぶどう、すいか、柿、せいぜいバナナ、くらいだったような・・
まだキュウイすらなかったんじゃないかなぁ・・015.gif

そんな時代にいくら、幻のマンゴーに思いを馳せようが、、それは、幻のままで終わってしまったのでした。054.gif

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そんな私もすっかり成長し、マンゴーに思いを馳せた子供時代とはすっかり決別したかのように、
高校生の頃には、女友達と、梅田や心斎橋の繁華街にせっせと繰り出していた。(笑)016.gif

もちろんマンゴーのことなんて、既に記憶から抹殺されていた(筈だった・・)

そんなある日ー当時、心斎橋商店街の中に「大丸ピーコック」という高級スーパーがあり、
女友達と二人、そのスーパーの中を物色していた時に、039.gif

たまたま生鮮食品売り場にチラッと目をやった瞬間、目に飛び込んできた、、黄色い楕円の果物!?

思わず、近くに駆け寄ると、、マ、マ、、マンゴぉーーーー?!005.gif

ーそこには、はっきり「マンゴー」と書かれているではないですか〜!!071.gif071.gif

そのマンゴーが目に入った瞬間から、掴み取るまでの間、大袈裟ではなく、スローモーションのようだった^^

それは、今でいう アップルマンゴーではなくて、ペリカンマンゴーという、少し酸味があるやや小ぶりのもの。

そのマンゴーをしっかり掴み、

「わたしっ、これ、ずっと、食べたかって〜〜〜ンっ!!」053.gif

即効、レジで支払いを済ませたのはいいけれど、もう、
今自分の手中にあるマンゴーの味が気になって気になって、いてもたってもいられない〜070.gif070.gif

とても家に着くまで、優調に待ってる気分になれない。

今すぐに食べたい! 今、ここで、食べた〜〜い!!と、

当時あったビブレのトイレに駆け込み、素手で皮をむき、そのままガブッと食らいつきました071.gif
(一応、お断りしておきますが、トイレの個室の中ではなく、洗面所の前←あんまり変わりないか)

長年夢にまで見たマンゴーを一口かじった瞬間、、

003.gif お、美味しい〜〜〜〜〜〜!!!003.gif

あまりの美味しさに大感激053.gif

やっぱりあの絵本の話は、本当だったのだー

今では、どこのスーパーでも見かけるマンゴーですが、、

初めてトイレの中で食べたあのマンゴーの味、今のどんな高級マンゴーよりも美味しかったです〜060.gif

ちなみに、こちらのマンゴーは、「グリーンマンゴー」というもの。

味は、よくあるアップルマンゴーと変わりません。

とっても美味でした!

美味しいものがこんなに溢れていて、いつでも食べれる私たちって、ほんと〜に幸せですよね058.gif

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by hitomille | 2010-10-26 20:04 | モノローグ